ファンキー末吉とその仲間達のひとり言
----第66号----
平成 14/07/26 (金) 9:29
過去65本このメルマガを発行したが、
自分の一番忘れ去りたい出来事で過去最高の反応を頂いたのが前回号であった。
悲しい話である・・・
先日とある業界関係者、Nさんの送別パーティーに顔を出した。
業界関係者でこのメルマガを楽しみに読んでくれている人は多いようで、
主賓のNさんも開口一番この話だった。
「ファンキーさん、でもね、誰にでも経験あることだから・・・」
ご丁寧に慰めてくれる・・・
嬉しいやら悲しいやらである・・・
人間もともとこのテのネタが好きなのか、
宴は盛り上がり、やはりそちらに話はそれてゆく。
在職中は非常にお世話になったが、
まともにお礼のひとつも言えてなかったのではないか・・・ワシ・・・
去りゆく人そっちのけで「うんこ王者の風格」を見せるワシ・・・
「聞いた話なんですけどねえ・・・
お会いしたこともないんですけどグループサウンズで一世を風靡したJさん、
実は物凄い女たらしで、ある人が聞いたらしんですよ。
Jさん、そんなにあちこち手を出して、別れる時困りません?
そしたらJさん、胸を張ってこう言ったそうなんですよ。
そんなの簡単よ。別れたい女と最後にホテル行くだろ、
一発やるだろ、そしたらその場で女の目の前でベッドの上にウンコするんだよ。
そしてそれをシーツになすりつけながらへ・へ・へ・・・
まあたいていの女はこれで向こうから別れてくれと言うね」
げははは・・・
盛り上がる一堂。
ちなみに場所は原宿にある結城貢先生の店。
料理番組に出てくる結城先生ご本人が腕によりをかけた料理を出してくれる。
非常に美味い!
しかしこの会話・・・その料理にあまりにそぐわないのではないか・・・
結城貢先生、見た感じちょっと恐そうであるが、
実際はテレビのイメージよりは優しく、非常に面倒見がよい人である。
声もあのだみ声そのものだが、でもなんじゃかんじゃ言ってやっぱ・・・
あの顔は少し恐い・・・
盛り上がっているワシの前にいきなりその結城先生の顔がぬっと現れた。
「まずい!さすがに料理にあれだけポリシーを持っている人の店で、
あれほど愛情を込めて作った料理を目の前にこの話題はなかったか・・・」
後悔先に立たず・・・結城貢先生がまっすぐワシを見据えて口を開く・・・
顔が・・・恐い・・・
「Jだろ、知ってるよ。あいつにそれ教えたの俺なんだよ」
は?・・・
「Jもさぁ・・・当時悩んでたんだよ。女と別れられないってさあ・・・
だから俺、言ってやったんだ。
自分のプライド捨てずに、相手に好かれたまま別れようっつうのは
だいたい無視がよすぎんだって。
ちゃんと別れたかったらまず自分のプライド捨てろって言ってやったんだよ」
師匠!Jさんは立派に教え以上に育ったと思います。
私も負けずに頑張ります。
ファンキー末吉